ニッチな業界でも、“キラリ”と光る
提案力と技術力が自慢です
ニッチな業界なので同様の商材を扱うメーカーの数はそれほど多くはないのですが、穴をあけるドリルはもちろん、穴あけ後に使うアンカーまで同時に提案できる当社はその中でも特色ある存在です。
穴をあける対象はコンクリートや金属がメインですが、タイルや石材など素材ごとに対応した高い技術力も持っており、作業時に粉塵を出さない環境配慮型商品もラインナップしています。
総合的な提案力はもちろん、質だけではなく環境にも配慮した製品づくりが当社の自慢です。
新たなチャレンジも後押ししてくれる
それがユニカの社風です
私は入社後に8年間、国内営業職を経験したのですが、2013年に思わぬチャンスが巡ってきました。それは既に現地工場が稼働していたベトナムにおいて、新たに営業拠点を立ち上げるというものでした。私はその立ち上げメンバーに名乗りをあげ、国内とは違った貴重な経験ができる機会を得ることができました。
以来、現在に至るまで日本とアセアンを行き来する充実した日々を過ごしています。
ベトナムでは現地の営業担当者と一緒に仕事をしていますが、言葉のみならず地理や習慣も分からないところでの新規開拓には苦労もあります。しかし、知名度がまったくない外の世界で当社の社名や製品を知ってもらえる喜びには、国内の時とは違った、何ともいえない達成感が伴います。
ベトナムの人たちは日本人に似てまじめで素直な気質の人が多いので、そんな仲間たちと一緒に苦楽を共にできる日々は、何物にも代えがたい経験として、とても満足しています。
当社の場合、営業職も含めて現地の人を採用するのが基本なので、私のように海外を担当することは稀ですが、やる気があり、自ら努力すれば、色々なチャレンジを後押ししてくれる社風があります。上司や先輩たちは日々の努力を良く見てくれており、その努力に応じたチャンスを与えてくれるのが、ユニカの精神なのです。
社員の人間性やチーム力も
ユニカの大きな魅力です
ユニカの魅力は提案力や技術力だけではありません。就職活動では、「就職はメーカーで」と考えていましたが、ユニカとの出会いはある就職フェアでした。
ブースで対応してくれた先輩方の印象が非常によかったので、希望先のひとつと考えて就職活動を続けていましたが、最後の決め手となったのは、最終面接で社長から直接ユニカの社風と働き方を直接お聞きしたことでした。
当社では営業部門と工場の製造部門とのやり取りも多く、チームとなってお客様の要望に応えていきます。当然ベトナムでも、このチーム力が発揮されています。
実は、ベトナム初の受注もこのチーム力のお陰でした。最初、サンプルを提供して使ってもらったのですが、「今使っている製品よりも劣っている」ときっぱりと言われました。そこで早速、工場の製造担当と頻繁にやり取りをして問題点の改善に取り組み、改良した製品を使ってもらったところ気に入ってくださり、発注につながったのです。
まさに製造部門との共同作業がお客様の信頼として実を結んだ瞬間であり、「そこまでやってくれるのなら」と発注してくれたのだと、今でも思っています。
さまざまな部門の社員が一丸となって顧客の期待に応えられることが、当社の大きな魅力であり財産でしょう。
“世界ブランド”という目標が
達成できる土壌があります
当社の販売網は世界に広がっており、中でも経済発展が著しい東南アジアは有力な市場のひとつです。営業所を立ち上げる前から東南アジアには進出していましたが、立ち上げ後はさらに3~4倍に売り上げが伸びています。
当社には独立した海外営業部があり、インド、フランスとメンバーの国籍も様々な中で、机を並べて一緒に仕事をしています。
販売網は東アジア、南アジア、欧米などにも広がっているので、国内でしっかりと経験を積めば、展示会参加などといった海外出張の機会にも恵まれます。
「日本からアジアへ、そして世界へ」というのが当社のモットーであり、ユニカの製品は“世界ブランド”になりつつあります。実は、2022年にサッカーのワールドカップが開催されるカタールのドーハで建築中のスタジアムにも、当社の製品が使われています。
アセアン担当として、私の顧客はベトナムにとどまらず、周辺のフィリピン、インドネシア、タイなどへも拡大中です。会社が与えてくれるチャンスを最大限に活用し、ユニカの知名度、ブランド力をさらに広げていくことが、今の私の目標です。
出社メールをチェックし、お客様やベトナムの
スタッフとコミュニケーション
海外部内での
ミーティング上司へ仕事の
進捗を報告し、
アドバイスを受ける。
ランチ社内でお弁当か近くの定食屋へ。
出張時は現地スタッフと一緒に社外へ。
(ハノイの味付けはちょっと薄味)
技術・生産部との会議skype等を利用して、
国内外の製造拠点と
会議を行う。
報告会議の内容等を、ベトナムのスタッフと
共有し、出張の準備を行う。
退社
休⽇の楽しみ
日本にいる時は、もっぱら妻が望んだ場所へ行くことが多いですね。姪っ子や甥っ子をディズニーランドに連れていったり。
ベトナムでの休日はあまり遠出はしないので、近所のカフェでくつろいでいます。ベトナムではコーヒー文化がとても根付いており、日本とは違い、ゆったりとしたスペースで過ごすひと時は、最高の癒しです。現地の営業担当者と少し贅沢な食事に出かけることもあります。