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大学院での研究がもとで、ユニカを知りました。取り組んでいた研究はドリルに関する内容。「自分の考えたアイデアで、新しいドリルを世に出したい」と思っていたのですが、入社直後またとないチャンスが巡ってきたんです。
それは、特注のドリル開発の仕事。通常のドリルはまっすぐに穴を開けるために使用されるんです。でも、そのドリルは、穴の先端にもっと直径の広い穴を開けて、建材が抜けるのを防止する、末広がりの穴を開けるという常識からは全く外れたようなドリルでした。そのオファーを聞いて、胸が躍るのを感じました。「こんな新しいドリルの開発に携わりたかったんだ」と。
先輩社員と世界各国のドリルを検討し、試作品を作り続ける毎日でした。海外にはすでに同じようなドリルを販売している会社があります。でも、それは複数の部品を組み合わせて穴を開けるドリル。しかし、それではクライアントは満足しないだろう、と考えました。私たちが望まれているのは「ユニカらしいドリル」。それは「強度があり」「使いやすい」ということ。何度も先輩社員や工場スタッフと話し合いながら、試行錯誤を繰り返していきました。クライアントのニーズに応えられるのか、工場では高い品質を保ちながら生産が可能か、様々なことを考慮に入れ、各部署の意見を取り入れていきました。
ついに完成したその製品は、1つの部品で末広がりの穴を開けることを可能にし、さらに塵を外に排出するユニカの独自の機能を併せ持ったドリルとなりました。そのドリルは特許も取得し、想定以上の成果をあげることができました。このドリルは自信になり、これからの仕事をしていく上での基盤となったと思います。
それ以来、工場内を回って、いろんな人とコミュニケーションを取りながら製品を作るようになりました。岩手工場は、とてもアットホームな雰囲気。みんなで何かを創り上げるという一体感が楽しい。現在はさらに新製品の開発に取り組んでいます。本社の営業社員と話す機会も増えました。僕がユニカを支える製品を作ることができたらと、今はそれが目標です。
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世界に誇れるドリル。それは、日々の地道な試行錯誤から生まれるものだった。
試作品を造り続けるにあたり、実際のコンクリートやレンガ等、様々な用途に合わせ、試作を行っている。この瞬間が一番ドキドキするそうだ。
何度も失敗をし、試行錯誤を繰り返しているからこそ世界に誇れる「ユニカのドリル」がユーザーの支持を集めているのだ。 |
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